設備が壊れる原因はメンテナンスにあり!

突然ですが、「なぜ設備は故障するの?」

と根本的なことを聞かれると、どう答えますか?

「モノなので寿命はあって当たり前」

「使えば劣化するでしょ」

とっさの答えとしてはこんな感じかも知れません。

その認識は間違いではありません。

しかし、オーバーホール作業や日常の取扱いなど「メンテナンス」が設備寿命を

短くしている可能性がある、

と言ったらちょっとびっくりしませんか?

例えば・・・

ポンプのミスアライメントが正しく行われていないと、軸受荷重が増加してしまいます。

荷重が20%増加すると、軸受の寿命は約40%も低下する計算になります。

そうすると、本来の寿命(L10寿命)が5年間だとするとが、約3年で疲労によって使えなく

なってしまいます。

また、正しくアライメント調整しても長期間使っていると狂ってくる可能性もあります。

この場合もやはり同様に軸受寿命を短くすることになります。

ですので、少しだけ時間とお金をかけて、時々(頻度はケースバイケース)アライメントを

確認することが、軸受寿命を延ばし、結果的にライフライクルコストを最小化することに

つながってきます。

ということで、

■精度の高い組み立て・調整

■花木の水やりの如くこまめな日常管理

が設備寿命を延ばすカギになってきます。

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