AIへの期待

ゲリラ的に発生する局部腐食による設備トラブルには、しばしば悩まされますよね

その可能性を少しでも減らすために、設備管理者ができることとして、局部腐食の発生が疑わしい箇所がある場合、定期的に開放して目視など適切な検査をすることです

わかりきった指摘で恐縮ですが、ただ実際はこれが難しい

局部腐食の発生は、材料、流体の種類、温度、流速、汚れなど、挙げればきりがない複数のパラメータによって決まるわけですので、余寿命はおろか減肉の有無や場所をピタリ予測することなんぞまさに神業

設備の開放検査には多額の費用が発生しますので、新たにその予算を確保したい場合は会社への説明が必要です。理由が「何となく」では却下必至ですので、根拠を明示しなければなりません。多くの場合、社内外での事例を基にしますが、人の手では欲しい情報に行きつかない可能性もあります

ということで、局部腐食という難敵に対峙するため、機械学習(AIのひとつ)プログラムがあればな~と何となく期待してしまいます
他力本願かよ!って突っ込まれそうですが…

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