12月に入り今年も残すところ31日になってしまいました。
仕事や趣味でいろいろ頑張ってはきたものの、言い訳をしてサボったり妥協したりした点については反省ですね(永遠の課題かも?)。
さて、VUCAの時代(不確実、複雑、不透明、曖昧の頭文字を取った社会情勢を表す略語)と言われる中、プラント設備保全も大変な時代を迎えている危機感をひしひしと感じています。
プラント定期修理工事はまさに人海戦術。高齢化や少子化による担い手不足により、工事品質や安全レベルの低下や、やりたいことができない(受注見送り、工期延長)などが顕在化しつつあります。
さらに今年度からの建設業への働き方改革法案施行により、超勤が規制されたこともこれらに拍車をかけています。
またコロナ禍以降、資機材供給が遅延したり、入手困難な材料が発生したりと、突発故障時の早期復旧を阻んだり、予備品の確保に苦労するケースが増えてきました。加えてウクライナ戦争や円安に伴う価格高騰も大きな要因ですね。
一方で国内プラントの80%は40歳を超え、必要な点検や補修が増えており、保全計画はリスクの大きさに基づいて立案することが主流になっています。それによって実施すべき保全業務を明確化することで、保全費高騰を抑制し、競争力維持に貢献しています。