設備管理

AIへの期待

ゲリラ的に発生する局部腐食による設備トラブルには、しばしば悩まされますよねその可能性を少しでも減らすために、設備管理者ができることとして、局部腐食の発生が疑わしい箇所がある場合、定期的に開放して目視など適切な検査をすることですわかりきった指...
設備管理

【腐食の対応における設備技術者の腕の見せ所】

炭素鋼において不働態皮膜(保護性のある鉄酸化物皮膜)が安定的に存在していれば耐食的であり、減肉速度は抑制されますが、約pH3以下の酸環境においては不働態皮膜が生成しないため、全面腐食を呈します。一方、中性からアルカリ環境においては不働態皮膜...
設備管理

【セミナー御礼】

9月10日開催「化学プラントの設備管理と保全の課題、劣化損傷防止」盛況のうちに終了しました。受講者の皆さま、お疲れさまでした。お忙しい中ご参加頂き大変ありがとうございました。経年プラント設備における保全計画の立て方、腐食管理、回転機管理、疲...
セミナー

【9月10日セミナー受講者募集中】

プラント機械設備を中心とした設備管理のポイントについて解説致します。若手保全技術者の知識向上、ベテラン・中堅の方の学び直しの機会として是非ご活用ください。
金属材料

【防食の考え方 ~不働態について~】

実際の腐食問題に対応するためには、「不動態」という状態について理解しておく必要があります。例えば鉄を強い酸化剤である濃硝酸に浸すと、始めは激しく反応が起こるが急に停止します。これは、鉄の表面に緻密なFe2O3 とFe3O4 からなる皮膜が生...
金属材料

【腐食の原理・原則③】

前回、鉄の腐食を引き起こす駆動力となっている主な物質は、「酸素」と「水」であることをお伝えしました。お気づきのことと思いますが、空気中には酸素が21%ありますし、水も水蒸気として存在しています。雨も降ります。ですので、鉄は空気中においてはい...
設備診断技術

腐食の原理・原則②

前回では腐食は「電気化学反応」であり、電流を伴うことをお伝えしました。電流が流れるということは、電極が存在します。つまり+(プラス)極とー(マイナス)極があるわけです。腐食発生中は、乾電池みたいにわかりやすくプラスマイナスの表示があるわけで...
設備診断技術

腐食の原理・原則

「腐食は難しい」とよく言われますが、何事も原理をよく理解しておけば、周辺知識の吸収は劇的に高まり、応用力も向上します。ということで、腐食の原理について。腐食の原理となる反応は「電気化学反応」です。つまり電気の流れを伴う化学反応で、身近な例で...
設備管理

【転勤のメリットとデメリット】

私事ですが、7/1付けで福岡県内から山口県内の工場に転勤しました。職種はこれまでと変わらずプラント設備管理です。転勤はこれで6回目のベテランになりました(笑)ということで、勤務地を変わるにあたってこれまで感じたことを挙げてみることにします。...
セミナー

セミナー告知

「化学プラントの設備管理と保全の課題、劣化損傷防止」の題目で技術情報協会様よりセミナー講師を仰せつかりました。日時: 9月10日(火)10:30-16:30  方法: Zoomによるオンライン形式プラント機械設備を主な対象とし、劣化損傷事例...
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