はじめまして。プラント設備管理・設備診断専門家の山本宝志です。
1970年山口県生まれ 広島県在住。
1990年、高専の機械電気工学科を成績上位で卒業し、大手化学メーカー入社。機械保全部門に配属され、当初は保全という仕事には特段の興味はなかったのですが、
「保全は工場の医者。名医と呼ばれるよう頑張れ!」という先輩の教えが胸に響くと共に、緊張感のある仕事に徐々にやりがいを見出しました。
以来、設備保全系一筋で33年間(設備診断22年,設備保全11年)経験し、現在も機械保全部門に在職中です。
最も長く経験した設備診断部門では、腐食,劣化,構造、振動など、静止機器・動機器を問わず、設備が抱える諸問題やトラブルの対策立案100件以上に携わってきました。
これらの業務経験を活かして、ご縁あって日本溶接協会「圧力設備の供用適性評価規格」,「圧力設備溶接補修指針」の制定にも参画させて頂きました。
また、Pressure Vessel & Piping Conference 2013では筆頭筆者として論文を執筆するなど、学協会においても積極的にチャレンジしてきました。
順調な会社生活の折、2012年に発生したプラント爆発火災事故後の筆舌に尽くしがたい甚大な被害と、復興に携わる社員の苦労を目の当たりにして、
プラントの保安を継続することの尊さを肌で感じました。
同年に取得した技術士機械部門(現在は金属部門も保有)を活かして、経年化が進む日本のプラントにおける安全・安定運転の継続を志し、会社勤めの傍ら2016年に技術士事務所を設立しました。
現在までに、化学プラントの設備管理及び設備診断技術に関するセミナーを全国各地で11回開催し、受講者満足度80%を獲得しています。
「プラント設備管理上の問題点(ツボ)を探し出し、可能な範囲でリスクを小さくすることで日本の装置産業をサステナブルに!」の理念を胸に活動を続けていきます。
Tesoro山本技術士事務所 山本宝志
